賞味期限

離乳期のキャットフードの与え方について

人間と同じように、猫の食事も赤ちゃんの時と子供の時と大人になってからでは内容も与え方も異なります。
授乳期のキャットフードから離乳期のキャットフードへのシフトのタイミング、与え方は難しいですよね。
ここでは離乳期の猫ちゃんへのキャットフードの与え方について紹介します。

猫ちゃんも生まれたての時期には母乳やミルクで育てます。
親猫がいる場合は母乳だけあればいいので問題はありませんが、離乳期に入ると飼い主が離乳食を与えなければいけません。
ミルクや母乳を飲む時期はほ乳期と呼ばれ、産まれてから3週間から5週間がこの時期にあたります。
生後3週くらいから離乳期に入り、大体生後1ヶ月半くらいまでこの時期が続きます。

離乳期のはじめの頃は離乳食だけでは猫に必要な栄養分を与えることは難しいので、母乳か市販の猫用の粉ミルクを併用します。
一般的に離乳してから5日から2週間程度で猫ちゃん自身で餌を食べられるようになります。
また離乳食を与える目安となるのは、歯が生えはじめていることで、猫ちゃんが自分で排尿や排便ができるようになる頃です。

離乳食は市販のペースト状になった子猫用のキャットフードか、離乳期用のドライフードをふやかしたモノを与えて下さい。
いずれも総合栄養食と書かれている商品を選びましょう。
最初は胃に負担をかけないように少量を与えて、徐々に下痢をしないか確認しながら量を増やして下さい。
1週間程度は1日に4回から5回に分けて、1週間を過ぎた頃から回数を3回から4回に減らして下さい。

最初はペースト状になったキャットフードを指にぬって、猫ちゃんの口を開けて舐めさせてあげましょう。
最初はひと舐めさせて、徐々に舐めさせる回数を増やしていきましょう。
離乳食を与えている途中で下痢をした場合は、一旦離乳食をやめて、下痢をしなくなってから再度与えて下さい。

このように、離乳時とは生後3週間から5週間の時期で、離乳食を与える目安は歯が生えはじめてきて、自分でおしっこやウンチができるようになった頃です。
最初は離乳食を少しずつ指にぬって与えるようにして、徐々にその量を増やしていきましょう。